♥ おこたロマンス（妹太／拍手お礼ログ）

「拍手テーマ：暖」
お礼会話その２


▼おこたロマンス（妹太）


「やはり冬はこたつですよね。染みます」
「……妹子、その言い方じじくさい」
「リアルオッサンよりマシですよ太子」
「オッサンじゃない!ヴィンテージと呼べ!!……あ。なぁなぁ!こたつでミカン、こたつでアイスこたつで煎餅。お前だったらどれが良い？」
「いつもながら唐突ですね…。どれ、ってどれもそれぞれ味があっていいじゃないですか」
「…なんだよ、いつもながら当り障りがない奴だな…。もっとこだわれよー違いの分かるナイスガイ☆聖徳を見習いんしゃい!!」
「はぁ、そういわれましても。……あ、ナイスガイ駄目男もとい駄目太子、ミカン取ってくれます？」
「…お前…私の話よりミカンって…食い気って…っていうか今駄目って二回も言った…!!」
「いいからよこしてください」
「…うう…酸っぱそうなの選んだる!くそう!」
「どこがナイスガイだよむしろナイス害だろ陰険だな!!………あ。甘い」
「何でだよ？!ＫＹなミカンめ!!」
「やはり日頃の行いの違いかと…」
「むっきぃい!!!いちいち勘に触る芋だな!!」
「はいはい。ほら」
「むぉ？…お、甘うまい」
「でしょう？」
「……私はカレー煎餅派なんだけど、やっぱりミカンも良いよなぁ」
「…まだこだわりますか」
「だって気になるよお前のこだわりなら。やっぱミカンか？」
「………。まあ、今はミカンかもですね」
「何だその気分屋発言!」
「いや、だって。こうしてあなたと居ること自体がもう、なんというか。僕としての最大のこだわりな気がするもので」
「………………」
「なので今はミカンっぽいって事ですよ。…あ、ミカンラスト１個だ…」
「………〜っ!!」
「？太子？」
「…暑い!熱い!!あつくて、かゆい!!」
「え？…ああ。こたつの設定温度下げましょうか？」
「だあああ違う!ああもう分かって言ってるだろうそれ!その余裕な笑顔が本当ムカつくな!!」
「それもこだわりです」


「…うう、振り回すハズが振り回されてるんだけど…何だこれ…」
「それがこだわりです」


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なにげない本音ほどこそばゆい。

付き合いが長くなるのと比例してアプローチ率が妹子＞太子へとシフトしていくのがマイ理想。
ちなみに私はおこたでアイス派。



（H21.01～05）
拍手お礼ログより