※はじめましての方は『※はじめに』をご一読下さいませ(心の自己防衛)
---更新凍結中---
---更新凍結中---
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
「……それで、当てつけにオレといちゃいちゃなわけね。…ヤキモチ焼きさんだもんねー小野くん」
「そのぐらいしたって、罰はあたらんもん。だって……絶対帰ってくるっていったのに…それにっ」
「それに?」
「…半年以上ぶり、なんだぞ?なのに、あいつにとっては、メール一つで済むレベルなんて……そんなのっ」
悔しくて空気に噛み付くような勢いで話す太子に、確かにそれはひどいねぇ…と相槌をうち。
でもさぁ、と閻魔は言葉を続けた。
「まあ…事情はわかったけどさ…でも、こればっかりは小野くんだけが悪いわけじゃないしねぇ」
「…何…お前は妹子の肩もっちゃうの?」
「いや、そういうわけじゃないけど…」
「閻魔だって、約束破られたら腹立つだろ?理由はどうあれ、会いたいのに会えないなんてっ…嫌だろ?私なんかよりずっとその気持ち、知ってるくせにっ…!」
(…そりゃ、確かに閻魔からしてみれば、たった一日会えないぐらいで騒ぐ私なんて、ちっぽけなのかもしれないけどさ!)
閻魔の恋人である鬼男は、今をときめく敏腕営業マンだったりする。
出張が多く全国各地を忙しく飛び回っている鬼男と、雑誌にコラムや小説の連載をいくつか掛け持つ、多少名のしれた作家である閻魔。
彼が、この気持ちを知らないわけがないのだ。
安定した時間管理が難しいが故に、同じ街に住居を構えていながら、まるで遠距離恋愛そのものなふたりなのだから。
「…うん、知ってるよ。太子の気持ちもわかるし。小野くんの気持ちもわかるんだ」
おんなじだからね。
その言葉に、はっとして。
ようやく太子は我に返った。
「だから…うーん……なんていうかなぁ。オレはもう、期待とかそういうの、最初から諦めちゃってるのかもしれないね?」
へらり、と穏やかに告げる閻魔の笑顔には台詞とは裏腹な寂しさがやっぱり、じんわり出ていて。
先ほどまで太子の言動を荒ませていた熱が、ざああと頭と喉から引いていく。
「……っ…ごめん。酷いこと、きいた…」
なんてわかりやすく、大人気ない八つ当たりをしてしまったのだろうか。
(会いたい時に会えない、そんな焦がれる横顔を、なにより近くで、一番私が知っていたのに)
「いいのいーの!オレが気にしてないだけなんだから太子は気にしないのっ!」
思わず深々と頭をさげた太子にくすりと笑って、閻魔はその濡れた髪をわしゃりと撫でた。
「……それにね?今こうして太子が居てくれるから、昔よりずっと寂しくないんだよ?だからむしろ…有難うね」
後悔できゅうきゅうしてた太子の胸が、その言葉にますます締め付けられた。
それをそのまま形にして伝えるべく、背中に腕をまわしてぎゅうぎゅうに力を込めた。
「ああもう…閻魔、すき!!」
「オレも太子すきだよー」
「もう私、お前にならおヘソも許しちゃう!」
「あはは、何それ」
ぴったりくっついて、互いにぎゅうぎゅう抱きしめあっていたら。
冷たい体に人肌が染みて、荒れてささくれたココロにだんだんと素直さが戻ってくる。
「………ほんとは。わかってるんだよ…仕方ないって」
「うん」
こんなにもずぶ濡れになって、ここまで来た。
比較的被害が少ない、と言われてるこの街ですら。数十分の道程をただ歩いているだけで、強風で傘が複雑骨折したのだ。
人なんてちっぽけで、大自然には敵わない。
(ああ、わかってるんだよ)
「…アイツは全然、悪くないんだよなぁ…」
でも、理解と納得は時に鏡合わせなのだ。
こんな肩透かしはやっぱり、酷い。
もう既に『会える』を、確定して意識してしまっていた後だったんだ。
今更もう『たった一日』は我慢できない。
たった、というその言葉がそもそも、麻薬のように自戒と意志とを鈍らせる悪魔の囁きなのに。
「悪くないのは知ってる。…でも、悪態でもついてなきゃ……もう私、駄目なんだよ…」
苦しくて切なくて悲しくて腹が立って、さびしくてさびしくてがとまらない。
(仕方ないじゃないか)
暴かれた淋しさを一番ぶつけたい相手が、側にいないんだから。
声ばかりが震える。
泣きたいのに、欲しい栄養が足りなさ過ぎてもう涙もでないのだ。
「……妹子の声が、聞きたかったんだ。電話ごしなんかじゃなく、馬鹿ですねって言われて、叱られたくて……っ」
「…会いたかったんだもん…!」
閻魔を困らせてるなぁとわかっていながら止められなかった。
自分でいっぱいいっぱい。
だから、背中にまわった閻魔の指先がなだめるように背中を行き来してくれているのに、気の利いた反応も返せない。
うつむいて、これ以上過激な本音が溢れでないように押さえるのにいっぱいいっぱい。
「……世間さまに見せ付けながら浮気とは良い度胸ですね、そこのアンタら」
だから。
いつもなら無条件反射なその声への反応も、とても遅れてしまったのだ。
「……………は?」
恐る恐る、顔を上げて。まずは間近にある閻魔の顔を見る。
綺麗な紅がころんと落ちてしまうんじゃないか、と心配になる程にその目を見開いた、親友の珍しい本気の驚愕顔。
…まさか。いやいや、けれど。
その視線の先を辿るように、ゆっくりゆっくり振り返る。
「…っ……ぇえ?!」
そこには、ここに居るはずのない人物の姿。
現在自分をここまで滅入らせている張本人であり原因であり、そして唯一の特効薬が。
ずぶ濡れのスーツ姿で仁王立ちしていた。
「…まあ…会話聞こえてたから今回は見逃してやりますけど。ちゃんと本人に言え、そういうのは」
「……お前…え…何で…?!飛行機……え?」
「馬鹿ですねぇ。空がダメなら陸があるでしょう?手段なんていくらでもあるんですよ。人間様を甘くみないで下さい」
特急だって通ってますし。まあ、そっちもダイヤ乱れてて手こずりましたけどね。今回は使いませんでしたけど、海越えるだけならフェリーだってありますし?海さえ渡れば車だってありますし?
涼しげに言って、手段を呟き指折るその仕種。
「まあ……不本意ながら僕もアンタに会いたくてどうにも仕方なかったんで。来てやりましたよ、馬鹿太子」
可愛いげのない、けれどいつもより素直な言葉を発するその声。
ふと、黙ったままの太子の顔を見て、仕方ないなぁと笑ったその笑顔。
「…ああもう、泣かないでくださいよこのくらいで」
「こんなの……普通泣くだろ、馬鹿……!!」
欲しかったものが、今すべて出揃ってしまった。
とんでもない肩透かしが、まさかの二段仕込み。
展開についていけず座り込んだまま妹子を見つめていると、抱きしめたままの閻魔が居心地悪そうに身じろぎした。
「閻魔?」
「……オレの存在忘れていちゃいちゃするのはいいけど。ひとつ、お節介な親友から小野くんに尋問です」
「尋問?…何です?」
「…なんで、連絡してあげなかったのさ。太子がすごく不安がってた」
「……あー…実はあの雨で、携帯水没させちゃいまして」
「それはまた…君にしては随分珍しいミスしちゃったねぇ」
「ええ、まあ…いろいろと。……太子の携番は覚えてますし、連絡すれば良かったのかもしれませんが……電話ごしに喋る気休めより、会う為に尽力するのが誠意だと思ったので」
だから連絡は、しませんでした。
険しい顔を作っていた閻魔は、真顔で答える妹子を見てやれやれと肩を竦めた。
呆れ半分の苦笑。
「…君もなかなか真面目過ぎというか融通がきかないというか…ほんっと、不器用というか…」
「ほっといて下さい」
「まあ、悪くはないけどね……さて。じゃあ、ほら。いい加減、君にベタぼれで男前な彦星さまのとこにいっといで、織姫さま」
否定せず、拗ねたみたいに呟いた妹子を見てくつくつ笑って。ぽんと太子の肩を叩く。
そんな閻魔の頬に、感謝と親愛と少しのごめんなさいを込めたキスをひとつ贈って。太子はゆっくり立ち上がった。
「……閻魔…!ほんと、有難うな!愛してるぞ親友!!」
「オレも愛してるよー」
(あ、これ、当初のミッションコンプリート?)
複雑そうに顔をひきつらせている恋人にしてやったりと笑って。太子は、ようやくその半年ぶりの温度へ飛び込んだ。
抱きしめられて満ちる。
求めていた栄養が与えられて、ようやく頬を滑り落ちたきらきらの濡れ流星。
曇空も越えるそのひかりは、空の上に輝く本日の主役達と、きっとお揃いに違いない。
「……っていうか小野くん、よくここに太子来てるってわかったね」
「…いや、最初は走って太子の家にむかってたんですけど……途中、たまたま貴方の彦星にお会いしまして。事情を話したら『きっとここに来てるハズだ』と車で連れて来てくれました」
「………ちょい待ち。オレの彦星、今週いっぱい出張中なはずだけど!」
「外に出てみれば答えがわかりますよ」
「は?…いや、そんな…少女漫画じゃあるまいし…まさか…ねぇ?」
そうしてまた、もうひとつ。
落ちて輝く、今日というこの良き日。
END
++++++
太閻太、長い…!!(笑)
ようするに、諦めた後にそれが叶うとすごく嬉しいよね!という話。
夢見すぎ?知ってる!
一番美味しいとこ取りなのは誰なのだろう…笑
書きたいとこを好き勝手書いた趣味の詰め合わせなので、すごく楽しかったです。
有難うございました!
※北の大地。深夜特急を使えば、飛行機なしでも昼には関東圏つけるらしい。
お金ケチらなければね(笑)
H22.7.07~11
H22.7.23 修正
「そのぐらいしたって、罰はあたらんもん。だって……絶対帰ってくるっていったのに…それにっ」
「それに?」
「…半年以上ぶり、なんだぞ?なのに、あいつにとっては、メール一つで済むレベルなんて……そんなのっ」
悔しくて空気に噛み付くような勢いで話す太子に、確かにそれはひどいねぇ…と相槌をうち。
でもさぁ、と閻魔は言葉を続けた。
「まあ…事情はわかったけどさ…でも、こればっかりは小野くんだけが悪いわけじゃないしねぇ」
「…何…お前は妹子の肩もっちゃうの?」
「いや、そういうわけじゃないけど…」
「閻魔だって、約束破られたら腹立つだろ?理由はどうあれ、会いたいのに会えないなんてっ…嫌だろ?私なんかよりずっとその気持ち、知ってるくせにっ…!」
(…そりゃ、確かに閻魔からしてみれば、たった一日会えないぐらいで騒ぐ私なんて、ちっぽけなのかもしれないけどさ!)
閻魔の恋人である鬼男は、今をときめく敏腕営業マンだったりする。
出張が多く全国各地を忙しく飛び回っている鬼男と、雑誌にコラムや小説の連載をいくつか掛け持つ、多少名のしれた作家である閻魔。
彼が、この気持ちを知らないわけがないのだ。
安定した時間管理が難しいが故に、同じ街に住居を構えていながら、まるで遠距離恋愛そのものなふたりなのだから。
「…うん、知ってるよ。太子の気持ちもわかるし。小野くんの気持ちもわかるんだ」
おんなじだからね。
その言葉に、はっとして。
ようやく太子は我に返った。
「だから…うーん……なんていうかなぁ。オレはもう、期待とかそういうの、最初から諦めちゃってるのかもしれないね?」
へらり、と穏やかに告げる閻魔の笑顔には台詞とは裏腹な寂しさがやっぱり、じんわり出ていて。
先ほどまで太子の言動を荒ませていた熱が、ざああと頭と喉から引いていく。
「……っ…ごめん。酷いこと、きいた…」
なんてわかりやすく、大人気ない八つ当たりをしてしまったのだろうか。
(会いたい時に会えない、そんな焦がれる横顔を、なにより近くで、一番私が知っていたのに)
「いいのいーの!オレが気にしてないだけなんだから太子は気にしないのっ!」
思わず深々と頭をさげた太子にくすりと笑って、閻魔はその濡れた髪をわしゃりと撫でた。
「……それにね?今こうして太子が居てくれるから、昔よりずっと寂しくないんだよ?だからむしろ…有難うね」
後悔できゅうきゅうしてた太子の胸が、その言葉にますます締め付けられた。
それをそのまま形にして伝えるべく、背中に腕をまわしてぎゅうぎゅうに力を込めた。
「ああもう…閻魔、すき!!」
「オレも太子すきだよー」
「もう私、お前にならおヘソも許しちゃう!」
「あはは、何それ」
ぴったりくっついて、互いにぎゅうぎゅう抱きしめあっていたら。
冷たい体に人肌が染みて、荒れてささくれたココロにだんだんと素直さが戻ってくる。
「………ほんとは。わかってるんだよ…仕方ないって」
「うん」
こんなにもずぶ濡れになって、ここまで来た。
比較的被害が少ない、と言われてるこの街ですら。数十分の道程をただ歩いているだけで、強風で傘が複雑骨折したのだ。
人なんてちっぽけで、大自然には敵わない。
(ああ、わかってるんだよ)
「…アイツは全然、悪くないんだよなぁ…」
でも、理解と納得は時に鏡合わせなのだ。
こんな肩透かしはやっぱり、酷い。
もう既に『会える』を、確定して意識してしまっていた後だったんだ。
今更もう『たった一日』は我慢できない。
たった、というその言葉がそもそも、麻薬のように自戒と意志とを鈍らせる悪魔の囁きなのに。
「悪くないのは知ってる。…でも、悪態でもついてなきゃ……もう私、駄目なんだよ…」
苦しくて切なくて悲しくて腹が立って、さびしくてさびしくてがとまらない。
(仕方ないじゃないか)
暴かれた淋しさを一番ぶつけたい相手が、側にいないんだから。
声ばかりが震える。
泣きたいのに、欲しい栄養が足りなさ過ぎてもう涙もでないのだ。
「……妹子の声が、聞きたかったんだ。電話ごしなんかじゃなく、馬鹿ですねって言われて、叱られたくて……っ」
「…会いたかったんだもん…!」
閻魔を困らせてるなぁとわかっていながら止められなかった。
自分でいっぱいいっぱい。
だから、背中にまわった閻魔の指先がなだめるように背中を行き来してくれているのに、気の利いた反応も返せない。
うつむいて、これ以上過激な本音が溢れでないように押さえるのにいっぱいいっぱい。
「……世間さまに見せ付けながら浮気とは良い度胸ですね、そこのアンタら」
だから。
いつもなら無条件反射なその声への反応も、とても遅れてしまったのだ。
「……………は?」
恐る恐る、顔を上げて。まずは間近にある閻魔の顔を見る。
綺麗な紅がころんと落ちてしまうんじゃないか、と心配になる程にその目を見開いた、親友の珍しい本気の驚愕顔。
…まさか。いやいや、けれど。
その視線の先を辿るように、ゆっくりゆっくり振り返る。
「…っ……ぇえ?!」
そこには、ここに居るはずのない人物の姿。
現在自分をここまで滅入らせている張本人であり原因であり、そして唯一の特効薬が。
ずぶ濡れのスーツ姿で仁王立ちしていた。
「…まあ…会話聞こえてたから今回は見逃してやりますけど。ちゃんと本人に言え、そういうのは」
「……お前…え…何で…?!飛行機……え?」
「馬鹿ですねぇ。空がダメなら陸があるでしょう?手段なんていくらでもあるんですよ。人間様を甘くみないで下さい」
特急だって通ってますし。まあ、そっちもダイヤ乱れてて手こずりましたけどね。今回は使いませんでしたけど、海越えるだけならフェリーだってありますし?海さえ渡れば車だってありますし?
涼しげに言って、手段を呟き指折るその仕種。
「まあ……不本意ながら僕もアンタに会いたくてどうにも仕方なかったんで。来てやりましたよ、馬鹿太子」
可愛いげのない、けれどいつもより素直な言葉を発するその声。
ふと、黙ったままの太子の顔を見て、仕方ないなぁと笑ったその笑顔。
「…ああもう、泣かないでくださいよこのくらいで」
「こんなの……普通泣くだろ、馬鹿……!!」
欲しかったものが、今すべて出揃ってしまった。
とんでもない肩透かしが、まさかの二段仕込み。
展開についていけず座り込んだまま妹子を見つめていると、抱きしめたままの閻魔が居心地悪そうに身じろぎした。
「閻魔?」
「……オレの存在忘れていちゃいちゃするのはいいけど。ひとつ、お節介な親友から小野くんに尋問です」
「尋問?…何です?」
「…なんで、連絡してあげなかったのさ。太子がすごく不安がってた」
「……あー…実はあの雨で、携帯水没させちゃいまして」
「それはまた…君にしては随分珍しいミスしちゃったねぇ」
「ええ、まあ…いろいろと。……太子の携番は覚えてますし、連絡すれば良かったのかもしれませんが……電話ごしに喋る気休めより、会う為に尽力するのが誠意だと思ったので」
だから連絡は、しませんでした。
険しい顔を作っていた閻魔は、真顔で答える妹子を見てやれやれと肩を竦めた。
呆れ半分の苦笑。
「…君もなかなか真面目過ぎというか融通がきかないというか…ほんっと、不器用というか…」
「ほっといて下さい」
「まあ、悪くはないけどね……さて。じゃあ、ほら。いい加減、君にベタぼれで男前な彦星さまのとこにいっといで、織姫さま」
否定せず、拗ねたみたいに呟いた妹子を見てくつくつ笑って。ぽんと太子の肩を叩く。
そんな閻魔の頬に、感謝と親愛と少しのごめんなさいを込めたキスをひとつ贈って。太子はゆっくり立ち上がった。
「……閻魔…!ほんと、有難うな!愛してるぞ親友!!」
「オレも愛してるよー」
(あ、これ、当初のミッションコンプリート?)
複雑そうに顔をひきつらせている恋人にしてやったりと笑って。太子は、ようやくその半年ぶりの温度へ飛び込んだ。
抱きしめられて満ちる。
求めていた栄養が与えられて、ようやく頬を滑り落ちたきらきらの濡れ流星。
曇空も越えるそのひかりは、空の上に輝く本日の主役達と、きっとお揃いに違いない。
「……っていうか小野くん、よくここに太子来てるってわかったね」
「…いや、最初は走って太子の家にむかってたんですけど……途中、たまたま貴方の彦星にお会いしまして。事情を話したら『きっとここに来てるハズだ』と車で連れて来てくれました」
「………ちょい待ち。オレの彦星、今週いっぱい出張中なはずだけど!」
「外に出てみれば答えがわかりますよ」
「は?…いや、そんな…少女漫画じゃあるまいし…まさか…ねぇ?」
そうしてまた、もうひとつ。
落ちて輝く、今日というこの良き日。
END
++++++
太閻太、長い…!!(笑)
ようするに、諦めた後にそれが叶うとすごく嬉しいよね!という話。
夢見すぎ?知ってる!
一番美味しいとこ取りなのは誰なのだろう…笑
書きたいとこを好き勝手書いた趣味の詰め合わせなので、すごく楽しかったです。
有難うございました!
※北の大地。深夜特急を使えば、飛行機なしでも昼には関東圏つけるらしい。
お金ケチらなければね(笑)
H22.7.07~11
H22.7.23 修正
PR
この記事にコメントする
♥ カテゴリー ♥
♥ カレンダー ♥
03 | 2024/04 | 05 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
28 | 29 | 30 |
♥ WEB拍手 ♥
8/7 日和文2種
(鬼閻/妹太)
(鬼閻/妹太)
♥ ブログ内検索 ♥
♥ プロフィール ♥
HN:
べに釦
性別:
女性
自己紹介:
名:べに釦(べに ぼたん)
性:凹
血:B
誕:聖チョコ祭り前日
・本能のままに生きる20代の社会人(斜怪人?)
・基本的に人見知りチキン
・下手の横好きな文字書き。落描きもする
・マイナー/雑食/熱しにくいが火が点くと一瞬。そして永い
・ギャップもえ。基本的に受けっ子さん溺愛
・好きキャラをいじめ愛でるひねくれ者
・複数CPの絡むとかもう大好物。らぶ!
・設定フェチ。勝手に細かい裏設定を偽造して自家発電
さらに濃ゆい版の詳細は※
こちら←
性:凹
血:B
誕:聖チョコ祭り前日
・本能のままに生きる20代の社会人(斜怪人?)
・基本的に人見知りチキン
・下手の横好きな文字書き。落描きもする
・マイナー/雑食/熱しにくいが火が点くと一瞬。そして永い
・ギャップもえ。基本的に受けっ子さん溺愛
・好きキャラをいじめ愛でるひねくれ者
・複数CPの絡むとかもう大好物。らぶ!
・設定フェチ。勝手に細かい裏設定を偽造して自家発電
さらに濃ゆい版の詳細は※
こちら←
♥ 解析 ♥